そんな器ではなかったから・・・

注文住宅に決めて1番後悔しているのは自分たちで決めることが多すぎること。自分たちで決められるのが魅力だと思っていたのにそんな器ではなかったのです。一つのことを決めるまでに時間がかかりすぎ家族は日に日に気力をなくしていきました。

夫は「こんなことなら注文住宅なんて選ばなければよかった」と何度も言いましたし、しばらくするとハウスメーカーとの打ち合わせに顔を出さなくなったのです。

打ち合わせの日に限って会社の同僚とゴルフとかどうしても断れないつきあいがあると言い出すようになって、私が代表して打ち合わせをすることが増えました。

でも、私は一つに決めることが苦手。「あっちも良いしこっちも良い」という性格です。たとえば壁紙一つ決めるのもメーカー側がオススメする壁紙が本当に良いものかどうか判らなくてなかなか決められませんでした。

初めは「全室それぞれ違う壁紙にしたいね!」なんて言っていたのに結局全室同じ壁紙になってしまいました。